SUZUKI RG500mk1
1976年 RG500mk1
XR14仕様のRG500mk1である。
非常に綺麗にレストアされていて保存状態は極めて良好である。
外装は、リペイントされているが、mk1の純正の形状で間違いない。
ちなみに、バリーシーンのXR14とは
その形状が大きく異なるので、すぐに判別できる。
チャンバーの膨張室のカバーも純正ではないが
この形状は、テピ・ランシボーリの車輌にのみある特徴である。
アルミタンクも、RG500mk1の純正ではなく
同じように、テピ・ランシボーリのアルミタンクに酷似している。
上記のことから、もしこの車輌が生粋のワークスマシンであった場合は
少なくとも、その特徴から、バリーシーンの車輌ではなく
テピ・ランシボーリの車輌である可能性が非常に高い。
もちろんその場合は、テピ・ランシボーリの車輌が
実戦において、どノーマルのRG500mk1であったという根拠が必要となるが
残念ながら、それは在り得ないだろう。
従って、申し訳ないが乱暴な言い方をさせてもらえば…
テピ・ランシボーリの外装をまとったRG500mk1である可能性が高い！
…という結論に達してしまうのである。
