SUGAYA RG500Γ TT1 '87

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1987年 RG500Γ

スズキファンにとっては、なんともつまらない
WORLD CHAMPIONSHIP GPだったことか…
新たに投入されたV4(XR72)は、K・シュワンツ、K・アイアンズ
D・マクレオドの三人共がマシントラブルなどに泣かされ
結局、YAMAHAとHONDAで終わったシーズンであった。
かろうじて全日本選手権の500ccクラスで
RGV-Γに混じって健闘するRGB500Vの姿が見られたのが嬉しかった!
この年のTT1クラスには、1985年のXR70のフレームに
エンジンを載せ替えた島田進選手が、第7戦の筑波で2位を獲得した。

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フレームの他に、足回りにも変更点が見られる。
前年度までは、いわゆるカヤバの削りを使っていたのだが
この年から、ショーワの43mm、通称「タワー」に変更されている。
ヨシムラのGSXRなどと同型のフロントフォークだが
印象としては、V4や4サイクルのイメージが強い、顔である。

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役目を終えて、静かに横たわるRG500Γ…
結構、欠品も目立つ中で、ひとつしかないキャブレターは
RG系では一番口径の大きいMIKUNI VM38SSで
これは、XR40/45/70やRGB500Vの純正と同じサイズである。

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リアキャリパーは、どこへ行ってしまったのか、ステップもない。
いつの日か、完全復活して
元気に走ってくれることを願わずにはいられない…。



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