SUZUKI RGB500V Development Project

RGB500mk9

SUZUKI RGB500V(XR45仕様)

我が家の1号機である。
苦節数十年、ようやく、ここまで来たという感じだ。
中学生で、初めてRGB500VをTVや雑誌で見て以来、ずっと憧れて来た。
まさか本物を手にすることになろうとは夢にも考えたことはなかった。
しかし、清水の舞台とは、飛び降りるために存在しているのだ。
飛び降りてみて、それが分かった。
借金は少しづつ返せばいい。
けれども、車輌との出会いは、ためらったら次はない。
頑張って働こうではないか、なぁ、1号機よ…。

RGB500mk9

エンジンのキルスイッチだけ、社外品。
たぶん、TZ辺りではないかと思う。
RGBの純正品が手に入り次第、即効で交換である。

RGB500mk9

やっぱり削りはカッコいい。
41mmは激レアだから、軽自動車くらいはするのだ。
フォークトップの形状が独特だから、一目で分かる。
ちなみに、40mmと43mmでは、デザインは一緒だから遠目には特徴がない。
現存するXR45は、同じ41mmのアルミだが、この1号機はマグ。
キャリパーとセットで、マグマグである。

RGB500mk9

真正面が、こんなにカッコいい車輌って、そんなにないだろうと思う。
180の16インチのスリックも完璧である。

RGB500mk9

ひとつだけ心残りなのは、ステップである。
ワークスの樹脂ステップを使ってはいるものの、ベースはV型の純正のまま。
換装したくても、ボルトのピッチが合わないのである。
純正65mm、ワークス80mm。
さて、どうしたもんかなぁ…。

RGB500mk9

ワークスの横に並べてみたい!
きっと、ワークスはもっと小さいんだろうな。
頑張ってカスタムしても、大きさだけは変えられんからなぁ…。

RGB500mk9

ワークスのエアプレーンキャップって、もう二回りくらい小さい。
とにかく、軽量、軽量。
外装も、市販RGBはFRP製だけど、ワークスはカーボン製。
82、83年にカーボンカウルですよ、ホント、凄いなぁ…。

RGB500mk9

ワークスのカヤバ製アンチノーズは、大別して3種類。
初期型の四角いタイプと、海外車輌に多い中期型の段々タイプ
そして、F1やXR45/70で使われた後期型の、このタイプである。
それぞれ、取り付けボルトのピッチは2種類あるので
少なくとも6種類が存在する。

RGB500mk9

リアは、16インチ、18インチと両方を試した。
なんと、タイヤをはいた状態では、16インチも18インチも高さが同じ。
つまり車高長のセッティングは、どちらでもあまり変わらないのである。

RGB500mk9

私的には、この1枚、とても好き。

RGB500mk9

ワークスは、ナックルをカットしていたが、さすがに勇気がなかった。
そこまで車輌自体が小さくないので、その必要もない…
ということも理由のひとつではあるが
カットした方が、カッコいいのは分かっている。
でも、カット自体は思い立ったら、いつでも出来る。
しかし、切ってしまったら…
と思い、そのまま塗装したのである。

RGB500mk9

いやぁ…
しかし、缶スプレーで、よくも塗ったものだ。
一応、最後に二液性ウレタンクリアーで〆てある。

RGB500mk9

私的には、この1枚が一番好き!
コメントのしようがない。
とにかく、カッコいいのである。

RGB500mk9

シートは、スポンジの色と素材にまで拘ってある。
網目は、いつものエアクリで。

RGB500mk9

83年当時のサーキットではありません。
08年現在の民家の前です。
悲しいかな、マンホールが、その証拠である(爆)。

RGB500mk9

ワークスの穴あきローターは、84年頃までは、4つ穴が主流。
85年以降、中空や3つ穴2つ穴のタイプが出回るが、やっぱり、4つ穴が好き。
キャリパーは、このマグよりも、一回り小さいタイプがある。
車輌によって使い分けられていたのである。

RGB500mk9

リアのステンローターは、ワークスのみの仕様。
私的には、ベンチよりも好き。
これは、220mmのローターだが、なんと210mmのタイプも存在する。
こんなところでも、軽量化ってことか!?

RGB500mk9

網の向こうに見えるシートレール。
バリー・シーンの車輌は、ここにもラジエーターが配置されていた。

RGB500mk9

樹脂製のハンドルバーエンド、ワークスは木製。
タコメーターも、XR45以降は、機械式から電気式に変更されている。

RGB500mk9

貸し倉庫で休眠中だった1号機も、お引っ越しの準備。
う〜ん…
駐車場に置かれていると、なぜかカッコいい。

RGB500mk9

1号機は、空を飛ぶことも出来るのだ!

RGB500mk9

何とか無事に、新設されたガレージに収まったのである。
これからは、いつも一緒だよ、1号機くん。



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