さて、これは何であろうか?
右側の純正に対して、左側のドライブシャフトが
Padgetts Dry Clutch & PERFORMANCE TRANSMISSIONである。
ギアも右側2列が純正、左側2列がクロスミッションの部品だ。
さっそく、組んで行こう!!
右手前が純正品、左奥がクロスミッションである。
スナップリングやロックワッシャ類は、純正品で代用可能。
ドライブシャフト自体も、見た感じではまったく同じ寸法のようだ。
う〜ん、それにしても削り出しのギアはカッコいい!
実は、今回のクロスミッションを組むには、いろいろと大変であった。
見落としてしまいがちなプライマリドライブのギア変更から始まり
大型化した一部のギアが当たるため、ケースの一部を削ったりもした。
クロスミッションと純正部品、それにRGB500の部品が入り乱れる作業…
しかも、そのすべてにおいて、サービスマニュアルなどの資料がない。
まさに手探りでの作業となった。
試行錯誤の末に、カセットミッションが完成した!
ギアシフトフォークやシャフト、ギアシフトカム、ベアリングなど
殆どの部品は、ついでに新品と交換した。
おお! 我ながら完璧に組み上がった…と思う。
さすがは、カセットミッション!
当たり前の話だが、元通りに収まったのである。
よし! ついに真打の登場だ!
続けて、乾クラを組んでみよう!!
乾クラ自体の部品の多くは、RGB500の部品であった。
これは、スズキ本社のワークスF1キットと内容は同じである。
そもそも、Padgetts Dry Clutch & PERFORMANCE TRANSMISSIONは
このF1キットパーツをコピーしたものであるから
同じ様にRGB500の部品を流用して、組み上げるのである。
うおぉぉっっ…! な、なんてカッコいいんだ!?
やったぁぁぁぁぁっ!!
すげぇ、カッチョええ!! 乾クラ乾クラ乾クラぁ〜ッ!!
本当に、苦労して入手したかいがあったよォ…うるうる。
う〜ん…
乾クラの存在感は、やっぱりスゴイ。
苦労して組み付けた経緯もあるが、それ以前に良い物は良いのだ。
Padgetts Dry Clutch & PERFORMANCE TRANSMISSION…
世界にたったひとつ、無二無三の存在である。
永遠に大切にしてあげたい逸品だと思う。
NO.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly One!
さてと…
仮組状態であったRGB500のマグネートもマウント完了である。
問題は、どうやって排気デバイスを動かすか?
ご承知の通り、RGB500の排気デバイスはオプションキットだから
このままの配線では使えない!
ご自慢のSAECを使えなくするか?
ぬう…
またしても新たなる問題が立ち塞がるのか!?
ったく、1歩進んでは、2歩下がるなぁ。
2008 Copyright M-true. All Rights Reserved.