SPONDON RG500 Development Project

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カリフォルニア州ソルバングにある博物館には、実に美しい車輌がある。
手前に置いてある額の中には「1979 SUZUKI RG500」と読み取れる。
ちなみに、1979年にこの車輌は、あり得ない。
1979年というと、XR23Bが唯一の階段エンジンの時代だから
この車輌がワークスマシンだと仮定しても、1980年以降である。
最も考えられる状況として、1980年のXR34Mの鉄フレームを
このスポンドンのアルミフレームに換装したという可能性だ。
だがしかし、その可能性も実は低い。
なぜなら、スポンドンがアルミフレームの製作を開始したのは
1982年とされているため、この車輌の正体は謎のままである。

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スポンドンは、フレームビルダーの中でも
アルミフレームに関しては、先駆者的存在ではないかと思う。
ハリス、ニコ・バッカーが丸パイプのアルミフレームだったのに対して
このスポンドンフレ−ムは、スズキワークス同様に角材である。
そのため、外見は1981年のワークスフレームに酷似していて
逆Y字リンクのフルフローターとなっている。
特徴的には、その細部に至るまでRGB500T/Uをベースに作られていて
これは同時に、XR34M以降のワークスフレームとも、ほぼ同型である。


というわけで…
icon この素晴らしい車輌を作ってみることにしました!!



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